セコマ（赤尾洋昭社長、札幌市中央区）は10月27日サービス産業生産性協議会が主催する第３回「日本サービス大賞」において、経済産業大臣賞に選定された。
日本サービス大賞は、国内の全てのサービス提供事業者を対象に、多種多様なサービスを共通の尺度で評価し、「きらり」と光る優れたサービスを表彰するため2015年に創設された制度。
セコマでは、国内外の調達網を独自に開拓し、原材料の生産、食品製造、物流分野へも事業領域を拡大してサプライチェーンを充実、サステナブルなコンビニ経営を実現させている。
「人口減少時代の地域を支える新たなコンビニのモデルである」「生産・製造・物流・小売までをカバーする垂直統合経営モデルにより、サプライチェーン全体で収益を確保しながら、低収益の過疎地域でも地域の要請に応じて出店を継続している」「2018年９月の北海道胆振東部地震では、震災当日から道内1100店舗中1050店舗で営業するとともに、自治体等災害協定締結先に食料や日用品を20万個供給するなど、地域のライフラインとなっている」などのポイントが特に評価された。
セコマの丸谷智保会長は「創業50周年を前に栄誉ある賞をいただき大変名誉に思う。顧客重視の地域密着とサプライチェーン経営の実践を通じ、持続可能な地域づくり＝『地域のこし』に今後も挑戦していく」とコメント。
