北海道は10月28日、コロナ禍による水産物の消費低迷や巣ごもり需要に対応するため、道内19の漁業協同組合と連携し、WEB販売による「北海道水産物のお取り寄せキャンペーン」を行うと発表した。実施期間は11月1日から令和3年1月31日まで。
道庁水産林務部の若手職員が「水産物の消費を回復させたい」との思いから企画し、道内各振興局とともに実施するキャンペーン。
新型コロナウイルス感染症の長期化により、外食機会の減少やイベント等の中止など、道産水産物の消費が低迷し、魚価が大きく落ち込むなど水産業にも影響が出ている一方、ステイホームの増加により、家庭内消費の拡大やWeb通販等ネットコンテンツへの注目度が増加しているため、道では漁業協同組合とタッグを組み、WEB通販によるキャンペーンを実施し、道産水産物の消費拡大を図る。SNS等を活用したPRを同キャンペーンをあわせて行う。
参加漁協の通販サイトで水産物を購入し、アンケートに回答して応募すると、抽選で道産水産物やオリジナルの保冷エコバックなどが当たる。