シズナイロゴス「手荷物当日配送便サービス」開始

シズナイロゴス(伊藤浩功一郎社長、札幌市白石区)は9月18日、Airporter(泉谷邦雄社長、東京都中央区)、四季の旅(鄭眞旭社長、札幌市中央区)、NTTコミュニケーションズ(小島克重社長、東京都千代田区)と、新千歳空港と札幌中心部に立地する宿泊施設の間で、「手荷物当日配送便サービス」を開始すると発表した。観光庁の「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」に採択されており、札幌市の協力も得ている。

シズナイロゴスは、手荷物の配送・保管業務を担当する。Airporterは旅行客への広報と予約システムの提供運営を行う。四季の旅は、空港での荷物取次業務を担い、NTTコミュニケーションズは事業全体のコーディネートを行う。

シズナイロゴスは同事業について、観光客に「手ぶら観光」の機会を提供し利便性を向上させるだけではなく、観光業への景気刺激策、また、公共交通機関の混雑緩和によるオーバーツーリズム対策としても期待されている取り組みだとしており、今後の展開として、定山渓温泉・登別温泉などインバウンド需要の高い地域に加え、ドラッグストアや百貨店で購入した商品の空港直行サービスを検討する。また、将来的にはシティチェックイン(宿泊施設から到着空港まで荷物を直送する仕組み)の導入も視野に入れている。

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