「北海道交通・物流連携会議」発足

北海道が今年3月に策定した「北海道交通政策総合指針」に基づき、交通・物流に関する取り組みを官民が一体となって展開することを目的とし、「北海道交通・物流連携会議」が発足し、6月5日にホテルポールスター札幌で初めての会合が開催された。
座長には、北海道大学大学院経済学研究院の吉見宏教授が選出された。

道内の学識経験者、交通・物流事業者、経済団体、観光団体、産業団体及び行政機関により構成し、事務局は北海道総合政策部交通政策局交通企画課が務める。
物流業界からは、北ト協のほか、北海道通運業連盟、北海道通運業連合会、北海道港運協会、北海道船主協会連合会、JR貨物、札幌国際エアカーゴターミナルなどが参加している。

平成28年10月に設置した「北海道交通・物流連絡会議」を発展的に解消し、「交通と物流の連携」「災害時の交通障害」「社会状況に対応した輸送環境」などへの対応策を検討していく。
今後、「情報共有・対応強化」と「物流対策検討」の2つのワーキンググループを設置し、各団体などの実務者による協議によって、個別・専門的な対策を検討していく。

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