札幌臨床検査センター・エスアールエル  札幌エリアで共同集荷・物流合弁会社を設立へ

札幌臨床検査センター(桶谷満社長、札幌市中央区)とH.U.グループホールディングスの連結子会社であるエスアールエル(東俊一社長、東京都新宿区)は1月8日、札幌地域において共同で検体検査ラボ事業を行うための合弁会社と、共同で臨床検査関連の集荷・物流事業を行うための合弁会社を設立することで合意したと発表。

北海道地域において強固な事業基盤を有する札幌臨床と、特殊検査を全国展開するエスアールエルは2018年3月に、それぞれの強みを融合することにより、相互の事業のさらなる拡大を図ることを目的として業務提携を開始。以降、両社は、検体検査業務の相互委託を拡大させる一方、業務提携のさらなる拡大に向けて協議を重ねてきた。

このたび札幌地域における両社の検体検査ラボ機能および集荷・物流機能を統合することが最善との判断に至り、今回の合弁基本合意書を締結することとなった。なお、両社の販売機能はそれぞれ引き続き独自の体制にて運営を継続し、今回の合弁基本合意の対象とはなっていない。

共同検査ラボ合弁会社と共同集荷・物流合弁会社に対する出資比率は、札幌臨床が過半数とする。札幌臨床およびエスアールエルは、同地域における検体検査、検体集荷・物流業務を合弁会社に委託する予定。また、両社が保有する資産等であって、共同検査ラボ合弁会社又は共同集荷・物流合弁会社の事業に必要なものをこれらの合弁会社に譲渡する予定。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする