3S(サンエス、竹原広佑社長、函館市)は3月22日より、函館エリアにおいて地域密着型デリバリーサービス「3つ星キャリー」のサービスを開始した。
コロナ禍による外出規制や在宅勤務の増加による需要に応じるための多様種商品デリバリーサービスで、「地元を知り尽くしたドライバー」が高品質の即日配送を行う。買い物難民の救済にもつなげたい考え。
利用者は、専用アプリで商品を選んでオーダーする。調理済食品のみならず、日用品・衣類・文具・書籍・小型家電家具・オフィスでの消耗品など軽貨物自動車に積載できるものを取り扱い、地域密着の強みを生かし、対象配達エリア内での即日配送を行う。配達の現在地がリアルタイムでわかる仕組みとなっており、注文を受けてから届けるまで30分の配送を目安としている。
スタッフ・ドライバーを地元出身者で構成し、「いつ来るのかわからない」「届いたものが型崩れしてしまっている」といったトラブルを抑え、高品質な配送を提供する。
今後の展開について「昨今、在宅需要にマッチするサービスへの関心が高まっている。弊社のデリバリーサービスは顧客へ商品を届けるだけではなく、地方における高齢者社会の深刻化における買い物難民の救済にも力を入れており、本サービスを通して、社会貢献とあらゆる函館市民の生活満足度の上昇に貢献していく」としている。