北ト協など  飲酒運転根絶キャンペーン

北ト協、札ト協、室ト協は7月13日、道内にある2カ所のトラックステーション(TS)で飲酒運転根絶キャンペーンを行った。
北海道では2016年に同日を「飲酒運転根絶の日」と定めており、午前中は札幌TS、午後からは苫小牧TSでキャンペーンを実施した。北海道運輸局、札幌方面厚別警察署、札幌方面苫小牧警察署が後援した。

札幌TSでは、休憩中のトラックドライバーに対して、飲酒運転根絶を訴えるリーフレットや除菌ウェットティッシュ、マスク、眠気防止用のガムなどを配布したほか、同TSに面する国道12号線沿いでのぼり旗や手持ち旗により「飲酒運転根絶」を呼びかける啓発を行った。

北ト協輸送秩序交通対策委員会の本間雅実委員長(幌南運輸)は、「道内で飲酒による重大事故が多発しており、6月28日には千葉県で飲酒した運転者の自家用トラックにより、複数の児童が死傷する痛ましい事故が発生した。トラックは暮らしと経済を支えるライフラインとして安心安全な輸送を提供しているが、一部の心ないドライバーによる飲酒運転事故が発生すれば、業界全体の信頼を大きく失墜させてしまうことになりかねない。飲酒運転を根絶するために強いメッセージを発信していきたい」と挨拶を述べた。

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