インターステラテクノロジズ(稲川貴大社長、広尾郡)は7月14日、TENGA(松本光一社長、東京都港区)との協同プロジェクトとして、観測ロケットMOMO(モモ)新型「TENGAロケット」の打上げを今夏行うと発表した。
MOMOは国内民間で唯一、宇宙空間到達を達成しており、今回はさらに初めてのペイロード(荷物)放出と回収にも挑戦する。
インターステラテクノロジズは観測ロケット「MOMO」を独自開発・製造しており、これまで7機の機体で34のスポンサーが企業や商品のPR・ブランディングとして活用した。今回打ち上げる「TENGAロケット」は初の単独スポンサーによる機体となる。
「TENGAロケット」にはTENGAロボがロケットに搭乗し、宇宙空間から地球へ帰還する計画。国内の民間初となる「宇宙空間へのペイロード放出と回収」ミッションを担うロケットとなる。
2021年7月3日に打ち上げた「ねじのロケット」は国内民間として、そしてインターステラテクノロジズとしていずれも2度目となる宇宙空間到達を達成。今回成功すると2機連続となり、量産化・商業化に向けてさらに前進する。
TENGAロケット」は次の3つのミッションに挑戦する。
①「皆様から集めた1000人分の想い・願いをTENGA型メッセージ型PODに入れて宇宙に届ける」。
②「TENGAロボがロケットに搭乗し、宇宙空間から地球へ帰還する。ミッションを達成すれば、国内の民間初となる『宇宙空間へのペイロード放出と回収』を行ったロケットとなる」。
③「計測用のTENGAをロケットに搭載し、『宇宙用TENGA』の開発をスタートする」。