カンボジアでカシューナッツの生産・流通事業を手掛けている萠運輸(近澤洋太社長、苫小牧市)は8月30日〜9月6日にかけてJR札幌駅前南口イベント広場で開催されたサラリーマン交流型フードイベント「サラリーマンフェスティバル星空酒場in札幌(サラフェス)」で自社ブランド「MOE」のカシューナッツを販売した。
渋皮付きで一般的に流通しているものよりかなり大ぶりの「MOEカンボジアカシューナッツ」は、ハイボール販売コーナーで販売。「特大カシューナッツ」「すっごく濃厚で美味しいんです」と大きくアピールし、「50g400円、100g800円」と広く流通しているカシューナッツの数倍の価格帯で「高付加価値商品」として販売した。仕事帰りの多くの勤め人が来場し、好評を得ていた。
同社では、カンボジアで有機栽培による高品質のカシューナッツの生産に取り組んでおり、現地でこの生産手法を広め、地元生産農家の所得向上を目指している。「カンボジア産の高品質なカシューナッツ」の流通を伸ばすことで、この物流を取り込んでいく考えを持っている。