北海道フーズ輸送 グループ安全大会を開催

北海道フーズ輸送(渡邊英俊社長、札幌市西区)は5月24日、花川南コミュニティセンターで「令和元年度グループ安全大会」を開催、各拠点やグループ企業から約80人が参加し、安全教育や各種表彰などを行い、安全意識の高揚を図った。

渡邊社長は集まった従業員に対し、「人材不足の深刻化に加え、違反に対する罰則の強化が進み、一歩間違えると事業停止となりかねない。交通事故・労災事故によって会社の命運が絶たれる事もありうる。改めて、事故を起こさないと自分に問いかけ、気持ちを新たにしてほしい」と呼びかけた。
また、「働き方改革により残業時間の削減と有給付与義務化が行われ、従業員の労働時間が圧縮される。従来通りの生産性であれば、運送業界全体の収入が減るので、どのようにカバーするかがこれからの大きな課題。労働時間を減らして規模を縮小していく会社になるのか、生産性を高めて従来と同じ業務を行える会社となるのか、環境変化への対応が問われている。このような認識を共有し、事業を進めていきたい」と述べた。

安全対策室の須貝英富室長が昨年度の交通事故発生状況と今年度の事故防止の方針・重点項目などを発表。昨年度は事故件数が前年度より増えたことを報告し、あわせて、各部署の交通事故削減目標を発表した。
昨年度の事故削減目標をクリアしたグループ会社の稚内通運が表彰を受けたほか、永年勤続表彰、無事故・無違反運転表彰などが行われた。

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