北海道運輸局は11月25日、札幌トラックステーション(TS)で大型車の車輪脱落事故防止緊急点検を行なった。
北ト協、UDトラックス北海道、札幌地方自動車整備振興会、日本自動車タイヤ協会北海道支部が協力した。
大型車の冬用タイヤへの交換時期に車輪の脱落事故が急増する傾向を踏まえ、国交省では、10月1日から令和4年2月28日まで「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」として全国的に展開しており、この一環として行なった。
同TSに駐車している車両のタイヤの状態を確認。車輪脱落箇所は左後輪に集中していることから、左後輪を中心にホイール・ナットに緩みが無いかを点検。
緩みが見られた場合にはトルクレンチを用いて確実に締め付けを行ったほか、運転手に対し、啓発チラシ等を用いて車輪脱落事故防止にかかる周知啓発を実施した。ドライバーに対しては「左後輪は特に外れやすいので、気をつけて下さい」と呼びかけた。