デリバリーサービス「Wolt」を展開するWolt Japanの関連会社であるWolt Market Japan(東京都渋谷区)は1月20日、函館市に配達専用スーパー「Wolt Market函館本町店」を開設し、食料品や日用品など約2000品目の商品を注文から約30分程度で届る即時配達サービスを同27日よりスタートすると発表した。
また、札幌市北区にも市内3店舗目となる「Wolt Market札幌麻生店」を同日オープンすると発表した。
2021年12月札幌市内の2拠点からスタートした「Wolt Market」は、地元の卸業者が厳選した野菜や果物、肉に加え、地域の購買トレンドを反映した商品ラインナップと手頃な価格、さらに注文から30分程度で商品を届けるという即時配達サービスの利便性から、幅広い消費者から好評を得ている。
扱う商品は、生鮮・青果・精肉・日配品などの食料品、一般飲料、日用品、ベビー用品、介護用品。配達料金は、1km未満は50円、1km-2km未満は150円、2km-3km未満は250円、3km以上は350円、4km以上は450円。最大配達距離は5km。合計注文金額の10%(最大300円)のサービス料金が別途適用される。
「Wolt Market」は配達専用スーパー(ダークストア)で、一般店頭販売は行わず、独自ルートで仕入れた食料品や日用品をWoltのプラットフォームを通じて販売し、Woltの配達パートナーが注文から30分程度で自宅や職場などに商品を届ける。
独自のアルゴリズムによって注文データを分析し、地域ごとの購買トレンドを品揃えに反映、メーカー直接仕入れによるコスト削減で低価格販売を目指すほか、生鮮食料品の品質にもこだわり、地元の目利きが厳選したアイテムを取り扱う。