幸楽輸送 カルチャーナイト2018初参画 夜間の職場公開

幸楽輸送(不動直樹社長、札幌市清田区)は7月20日、地域文化活動「カルチャーナイト2018」に初めて参画し、夜間に主要な仕事場である北海道コカ・コーラボトリング札幌工場で大型トレーラーやフォークリフトの乗車体験などを行った。30組あまりの親子連れらが訪問した。
 
カルチャーナイトは、地域住民らに対して民間施設や公共施設などを一夜限り特別に開放し、市民が地域の文化や企業活動を楽しみながら学ぶ取り組みで、今年は同市内105施設が協力。同社は親会社である北海道コカ・コーラボトリング(佐々木康行社長、同)とともに参加し、訪問した市民は製品の原料となる水についての授業を受けたほか、同工場の生産ラインから立体自動倉庫、大型トレーラーなどを見学。製造から包装、保管、ピッキング、出荷までの各工程を学んだ。
 
2002年11月に本格稼働した同工場の大型の立体自動倉庫は高さ約31メートル、2万パレットの収容ができる国内のコカ・コーラボトラー最大級の規模で、不動社長が北海道コカ・コーラボトリング勤務時にプロジェクトを担当した施設。見学した市民は倉庫の概要について説明を受けたほか、「トレーラーは1台で缶ジュース約4万7000本が積め、1人が毎日1本飲んだとしても100年以上も飲み続けられる」といった説明を受け、驚きの声をあげていた。

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