幸楽輸送「インクルージョンボール事業」に参画 プロ・アマ連携で「野球界初」の試み ボール輸送・一時保管を無償で実施

北海道コカ・コーラボトリングは7月4日、グループ企業の幸楽輸送(不動直樹社長、札幌市清田区)がNPO法人北海道野球協議会が主催する「インクルージョンボール事業」への参画を決定したと発表した。

「インクルージョンボール事業」とは、同協議会が野球振興・教育的価値・障がい者支援を目的に主催するプロジェクトであり、糸がほつれて使用できないまま各学校・チームに保管されている硬式野球ボールを回収し、そのボールを障がい者就労支援施設で補修、循環させて再利用することで、「障がい者の就労支援」と「ボールのリサイクル」を北海道内で両立する社会貢献・スポーツ振興事業。

同様の主旨の活動事例は道外でも既に存在するが、同協議会が主催することで、協議会にも加盟するプロ野球の北海道日本ハムファイターズと、高校・大学といったアマチュア野球界のことができるようになり、この様にプロ・アマが連携して取り組む形は、野球界でも初の試みとなる。

幸楽輸送はLogisticパートナーとしてこの事業に参加し、対象となるボールの輸送(1万個/年)と、修復前のボールの一時保管を無償で行う。

北海道コカ・コーラボトリングでは、「北の大地とともに」をスローガンに、道産子企業として、北海道の魅力をさらに高める活動、地域課題解決への協力、次世代を担う子どもたちに将来の地球の姿を考える場の提供、安全で安心な地域づくりを応援する取り組みなど、事業活動を通して継続的に推進していくとしている。
同事業について、記者発表を同5日に北海道コカ・コーラボトリング本社において実施する。

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