北電 LNG輸送船 石狩基地に到着

北海道電力(真弓明彦社長、札幌市中央区)は8月1日、現在建設中の石狩湾新港発電所向けの燃料である「液化天然ガス(LNG)」を積載した輸送船が石狩LNG基地に到着し、初めてLNGの受け入れを開始したと発表。
 
LNGは、マレーシアLNG社とのLNG売買契約に基づき、LNG船「エス.エス.プテリ デリマ サツ号」によって、7月24日にマレーシア・サラワク州ビンツルLNG基地から、8日間の航海を経て輸送された。受け入れたLNGは、10月から総合試運転を開始する石狩湾新港発電所1号機の燃料として利用する。同1号機の営業運転開始は来年2月を予定。
同社では「このたびのLNG受け入れにより、顧客にタンクローリーでLNGをお届けする『ガス供給事業』の開始が可能となった。電力供給に加えて、引き続き、ガス供給事業をはじめとした事業領域の拡大を図り、総合エネルギー企業としての新たな成長に向けた礎を築いていく」としている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする