苫小牧港CNP形成計画骨子案公表

苫小牧港管理組合と北海道開発局は9月30日、「苫小牧港カーボンニュートラルポート(CNP)」形成計画の骨子案を公表した。

苫小牧港が目指す将来像を、①環境価値で世界から選ばれる港湾、②道内各地への次世代エネルギーの供給拠点、③北日本への次世代エネルギーの供給拠点、④わが国の次世代のエネルギー備蓄拠点⑤カーボンリサイクルコンビナートの形成―の5つに設定。
また、2050年のカーボンニュートラルに向けて、2030年のCO2削減目標を48%とした。

この実現のための方策として、「港湾オペレーションの脱炭素化」「低・脱炭素燃料(LNG、水素、燃料アンモニア、バイオ、合成メタン等)バンカリング機能」「既存の物流システム等による次世代エネルギーの輸送方法の確立」「次世代エネルギーの備蓄」「次世代エネルギーやバイオマス燃料等の立地企業への供給」などを掲げた。

今後、民間企業に技術提案を求め、議論を深めつつ、年度内のCNP形成計画の策定を目指す。

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