北ト協青連協・女性部会、合同研修会 「青年部、女性部会から行動を」

北ト協の青年部連絡協議会(比良友彦会長、丸大トラック)と女性部会(戸出優子部会長、道東運輸)は11月25日、ホテルポールスターで合同研修会を開催、約100人が参加した。

全ト協の馬渡雅敏副会長が「物流2024問題への対応について」をテーマに講演。「人件費、燃料費、車両代などあらゆる経費が一度に高騰し、しかも下がる気配もない。このようなことはこれまでなかった。会社を存続させるためには腹を括り、データを示し、荷主と必ず交渉すべき。青年部、女性部のメンバーから行動してほしい。標準的な運賃は、片道(実車率50%)の設定なので、実車率を高めることを考えれば、決して高くはない。決裂したら、社長に頭を下げて貰えばいい」と訴えた。

また、荷主と物流事業者に対する規制的措置の具体的な内容が進められていることを説明し、「各種規制の内容に異論があるなら、決まってから文句を言うのではなく、パブコメに思いの丈を書いてほしい。主張しないと何も変わらない」と述べた。

比良部会長は「運送業界は逆境にあるが、自分のマインド次第でいい方向にシフトができる。自身の考え、行動、舵の切り方が重要になる。各地の牽引役となり、心から『この業界にいてよかった』と誇りに思える業界にしたい」と呼びかけた。

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