美唄市・アキレス「災害時における協定締結」

アキレス(日景一郎社長、東京都新宿区)は7月9日、美唄市(桜井恒市長)と「災害時における避難所等で使用する製品の供給に関する協定」を締結したと発表。美唄市役所において6月17日に締結式が行われ、桜井市長とアキレスの横山浩樹常務が協定書を交わした。

美唄市内において災害が発生、または発生する恐れがある時、同市より避難所等への支援要請があった場合に、アキレスがエアーテント、レスキューボート、ウレタンフォームマットレス、背負い式消火水のうといった資機材等を供給する。これにより、被災者の救援活動や被災場所の復旧活動を支援する。

桜井市長は「昨今自然災害が頻発しており、元旦の能登半島地震は甚大な被害をもたらした。美唄市はかつて多くの水害を経験し、ボートで避難したとの話もある。昨年は線状降雪帯により短期間に経験したことのない量の雪が降り、豪雪対策本部を設置し何とか被害を最小限に抑えることができた。行政だけでは限界もあり、非常に心強いと感じている。これを機に様々なかたちで連携を深めていければ」とコメント。

アキレスの横山常務は「美唄市に当社の工場を設立したのは1974年、50年に亘りこの地で事業を行ってきた。日頃の支援について、感謝を申し上げる。現在当社では防災事業を一つの柱とするべく力を入れている。年々激甚化・頻発化する風水害や今後発生が懸念される大地震に備え、当社のリソースを役立てたいと考えている。今後美唄市との連携を一層深めると共に、地域防災に貢献できるよう努めていく」とコメント。

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