NEXCO東日本北海道支社(札幌市厚別区)は10月7日、道央自動車道苫小牧東ICにおいて、北海道警察・北海道開発局・北海道運輸局と合同で、道路交通法違反や車両制限令違反の一斉取り締まりと車両脱輪防止の啓発を同6日に実施し、計13台の車両の運転手に対し、積載方法などに関する点検・指導を行ったと発表した。
13台のうち、2台に是正措置(積荷)、1台に是正措置(長さ)1台を実施した。
従前より、交通事故防止・道路保全などの観点から、関係機関と連携して違反車両に対する取り締まりを行っているものの、依然として、積載不適当車両からの積載物の落下に起因する交通事故や、重量制限違反車両による路面・道路構造物の損壊などが、問題だった。
同支社では「関係機関と一体となり、安全・快適な高速道路空間の実現を目指すべく、今回の取り組みを広く周知することで、違反の防止・抑止につなげたい」としている。
また、同支社の車限隊では「取り締まり現場でドライバーから事情を伺う中で、車両制限令違反の認知がとても低いことを感じている。車両制限令違反は道路の損壊だけでなく、ドライバー本人の安全をも脅かす大変危険な行為。取り締まりを通して、車両制限令の認知を高め、理解していただけるよう今後も取り締まりを行っていきたい」とコメント。