北海道物流人倶楽部38回例会 地震・停電について情報交換図る

北海道物流人倶楽部(斉藤博之代表幹事、北海道物流開発)は9月10日、38回目の例会を札幌第一ホテルで開き、道内外から物流関係者約40人が参加。当初60人あまりの参加者を予定していたが、6日に発生した地震とその後の停電への対応などのため、参加できない人が相次いだ。

講演では「これからの自社を発展させるために知っておかねばならないこと〜労務管理、人材不足、それにともなう財務管理」をテーマに、弁護士や社労士、財務コンサルタントらによるパネルディスカッションを予定していたが、これを次回に延期とし、参加者同士で被災時とその後の状況について情報交換を行う場へと急遽変更した。
斉藤代表幹事は「発災後1週間も経たずに開催することに賛否はあるだろうが、この会の先輩となる宮城物流人クラブの幹事から、『東日本大震災の際、物流人クラブのメンバーで最初に連絡を取り合い、そのコミュニケーションが非常に役に立った』との話を聞いていた。そのような情報交換の場とするべく開催を決めた。また、地域のインフラを支えている我々物流業界があまり自粛をして経済を縮小させることは避けるべきとも判断した。今日は集まった人同士で、地震・停電などの災害に関して『このようなことが起きた』『このようなことに困っている』『仕事の協力できないか』など情報交換を密に行ってもらいたい」と述べた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする