[予告]北海道経済産業局 「物流セミナー」

北海道経済産業局は3月7日、TKPガーデンシティ札幌駅前で「物流セミナー~北海道の持続的かつ効率的な物流の推進に向けて」を同27日にオンライン併用で開催すると発表した。北海道運輸局との共催。荷主企業、運輸業の物流責任者・担当者などが対象。

物流の「2024年問題」などを前に、物流事業者をはじめ着荷主も含めた荷主事業者等も一緒になってそれぞれの立場で担うべき役割を考え、課題解決に向けた取り組みを前進させることが目的。北海道の地域物流の安定化に向けた荷主企業の取り組みや、荷主企業を巻き込んで改善等を進める物流企業の取り組みを紹介する。

北海道経済産業局の担当者が「物流の現状等に関する説明」「施策紹介」を行うほか、事例発表として、イオン北海道(札幌市白石区)の商品戦略部の石田将物流改革マネージャー、幸楽輸送(同清田区)の不動直樹社長、北海道ロジサービス(江別市)の髙橋徹執行役員専務取締役の3人が講演する。

イオン北海道は2021年8月に「イオン石狩 PC」を稼働、商品入荷用のコンベア導入や商品仕分けの自動化を進めてセンター構内作業の効率化を推進している。

幸楽輸送は北海道コカ・コーラボトリングのグループ会社で、荷主と連携して、混載によって最大積載量を可能とする低コスト輸送や、旭川・十勝事業所を中継拠点としたリレー輸送に取り組んでいる。

北海道ロジサービスはコープさっぽろ・サッポロドラッグストアーの物流の中核を担っており、江別センターを中心に納品しているメーカー400社超を対象に「納品伝票の統一・電子受領」等を実現した成果が評価され、2022年度「ロジスティクス大賞」を受賞した。

参加費は無料。定員は会場60人、オンライン100人。

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