エバーブルーテクノロジーズ（野間恒毅社長、東京都調布市）、北海道エアポート（蒲生猛社長、千歳市）、スズキ（鈴木俊宏社長、浜松市中央区）は2月26日、新千歳空港での自動除雪の実証実験を共同で行なっていると発表した。
スズキの「電動モビリティベースユニット」を活用したエバーブルーテクノロジーズの無人除雪機「除雪ドローンＶ３」で、新千歳空港内の一部区域を対象に自動除雪を実施。これにより、電動駆動による環境負荷の低減と、遠隔操作・自動運転機能による省人化を目指す。
「実際の降雪環境での無人除雪機の作業効率」「空港内の運用基準への適合性」「従来の除雪作業と比較した労働負担・コストの軽減効果」「ＣＯ２排出削減効果」などを検証し、降雪地帯の空港運営での持続可能なソリューションのあり方を探る。
実験の結果をもとに、「除雪ドローン」の実用化に向けた改良と追加開発を進め、北海道内の各空港への展開を検討する。
