北海道 トラックドライバーの休憩スポットとなる駐車公園の地図データ公開

北海道は2月26日、トラックドライバーの休憩スポットとしての利活用や、休憩時間を考慮したトラック運行計画の検討の参考としてもらうため、管理している駐車公園などの地図表示データの提供を始めた。

紹介しているのは、駐車公園、チェーン着脱場、駐車帯、簡易パーキング、避難施設など195か所。駐車スペースが狭い箇所や利用者が多く駐車スペースの確保が難しい箇所などは除いた。このうち通年利用可能な施設は165か所、通年利用可能なトイレがある施設は22箇所紹介している。なお、昨年10月1日のデータであり、実際の現地の状況と異なっている場合があるとしている。

トラックドライバーの働き方改革関連法が昨年4月から適用されたことに伴い、物流の停滞が懸念されているため、法令を順守し、労働環境の改善や安全輸送の確保をすることが必要となっているため、今回の休憩スポットの情報提供を行なった。

総合政策部交通政策局交通企画課のHPから地図データをダウンロードし、地理院地図(電子地図WEB)を開き、ダウンロードした地図表示データをドラッグ&ドロップして表示する。確認したい箇所にマウスを当てると、舗装面積やトイレ設置有無などの情報が確認できる。また、確認したいエリアの拡大や、写真地図での確認もできる。

同課では「輸送ルート計画の検討における休憩施設の確認などに活用してほしい。運行計画の検討にあたっては、選定された施設について、規模や形状、冬期除雪状況など、本データを参考に現地状況を確認してもらいたい」としている。

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