北海道ダブルポート連携基本協定を締結  道産品の移出・輸出増加に向け「空と海」が連携

北海道エアポート(蒲生猛社長、千歳市)と苫小牧埠頭(橋本哲実社長、苫小牧市)は6月1日、北海道エアポートが運営する「新千歳空港」と苫小牧埠頭が運営する温度管理型冷凍冷蔵庫をはじめとした諸施設が所在する「苫小牧港」が相互に隣接している立地の特性を活かし、「空」と「海」の2つの港から日本国内への貨物の移出・日本国外への貨物の輸出の増加に連携して取組むため、「北海道ダブルポート連携基本協定」を締結したと発表。

今後、同協定に基づき、両社では次の5点について、連携・協力して取り組んでいく。

①「輸出戦略商品等の継続的情報交換と共有化」
②「共同営業によるダブルポートセールス」
③「倉庫バックアップ機能としての相互利活用」
④「非常時の相互補完を通じた事業継続計画(BCP)強化と地域物流の安定確保」
⑤「その他長期的構想・課題についての研究」

この取組みにより、新千歳空港のリーディングゲートウェイ化と苫小牧港の食の国際物流拠点化を促進し、移出・輸出貨物の増加による千歳・苫小牧エリア及び北海道全体の地域活性化に貢献していくとしている。

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