「環境広場ほっかいどう2023」空飛ぶクルマ展示

G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合の札幌開催を記念して、「環境広場ほっかいどう2023」が4月15・16の両日、札幌ドームで開催された。G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合実行委員会の主催で、環境ビジネスの振興を目的として160の企業・団体が出展、環境やSDGsに関する最先端の技術が紹介された。

モビリティ関連では、EVやドローンなどの展示・デモンストレーションが行われ、目玉として「空飛ぶクルマ」の紹介が行われた。スカイドライブ(福澤知浩社長、豊田市)とテトラ・アビエーション(中井佑社長、東京都文京区)が実機を道内で初めて展示した。

スカイドライブは、2020年に日本で初めて公開有人デモフライトを成功させた「SD―03」を展示したほか、2025年に提供を目指す「SD―05」を紹介する動画を流した。
テトラ・アビエーションは、すでに予約販売を始めている「Mk―5」を展示した。同機は2025年以降に量産機を開発する計画で、予約した顧客には2023年以降に納品される。

同イベントでは、鈴木直道北海道知事と秋元克広札幌市長が参加し、「脱炭素社会の未来を拓く北海道・札幌宣言~脱炭素エネルギー基地を目指して」を発出。脱炭素を通じてエネルギーの地産地消と道内経済の活性化、日本及び世界のGXに貢献していくことを宣言した。

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