北海道高速道路建設促進期成会は4月24・25の両日、札幌駅前通知地下歩行空間チ・カ・ホ憩いの広場で「『広がれ高速道路ネットワーク』パネル展」を開催した。
北海道、NEXCO東日本、道内高速道路の各地区期成会が参加し、北海道における高規格道路の必要性や整備促進に向けた理解の醸成を図った。
パネルでは、道内の近年完成した高規格道路や建設予定・建設中の高規格道路などについて、その整備による効果をPRした。北海道は全国の地域で唯一、「ブロック中心都市(北海道では札幌市)」と全ての「圏域中心都市や県庁所在地」との間が高規格道路で繋がっておらず、「釧路市・函館市・北見市は札幌市からの高規格道路が未接続」であり、整備が遅れていると強調。
「物流の効率化や、道産の豊富な食材をタイムリーに道外に移出するため、また、災害時の人流・物流の寸断への備え」として、道内高規格道路のミッシングリンクの解消や、暫定2車線区間の4車線化の早期実現を求めた。