シナジートランスポート 次世代バイオディーゼル燃料を採用 ボランタリークレジットの活用と併せ、年間CO2排出量実質ゼロへ

シナネンホールディングス(山﨑正毅社長、東京都港区)と、子会社のシナネン(清水直樹社長、東京都港区)は1月17日、輸送におけるCO2排出量を削減するため、石油製品の輸送を行うシナネンの子会社であるシナジートランスポート(根本和典社長、札幌市北区)の全ての燃料輸送車に、ユーグレナ(出雲充社長、東京都港区)の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を採用すると発表。
併せて、ボランタリークレジット(カーボンオフセットを実現するためにCO2排出削減量を売買する仕組みの一つ)の活用を開始した。

シナネンでは現在、全国に展開している各地域のインフラを担う石油供給施設のうち、横浜市の「シナネンオイルスクエア鶴見」で「サステオ」の取り扱いを開始し、CO2排出量の削減に取り組んでいる。より一層のCO2排出量の削減に向けて、同日からシナジートランスポートでも「サステオ」の採用、並びに、ボランタリークレジットの活用を始めた。 

今回の取り組みによって、シナジートランスポートで保有している全ての輸送車において実質CO2排出量ゼロで石油製品を輸送することが実現し、CO2排出量の削減効果は年間約566㌧になる見込み。

シナネンは、自社グループ会社における利用だけでなく、CO2排出量削減目標を掲げる企業へ、「サステオ」やカーボンクレジット付与燃料など、その目標達成に寄与する燃料を提供していく予定としている。

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