外食向け業務用青果卸のフードサプライ(竹川敦史社長、東京都大田区)は1月6日、緊急事態宣言、飲食店の時短要請に伴い飲食店向けに作物を作っている農家が大量の野菜を余らせ廃棄、その流通を行っている卸売業、製造業も売り上げが低下している状況を受け、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、農家、製造業、物流業を守るために接触を極力無くした安心・安全な「ドライブスルー八百屋」のサービスを再開すると発表した。
ドライブスルーで人との接触を最小限に抑えた形で商品の購入が可能。新型コロナウイルスの影響により外食向けに販売予定だった野菜を詰め合わせ、「もったいない野菜セット」として販売を行う。
引き渡し場所は、京浜島物流センター(東京都大田区)、千葉物流センター(野田市)、北海道札幌センター(札幌市中央区)、神奈川県横浜センター(横浜市神奈川区)。
同社では「ドライブスルー八百屋」販売再開の効果について、①非接触型販売によりコロナウイルス感染拡大の防止、②生産者、製造業、卸売業、物流業支援、③フードロス削減ーを挙げている。