運送会社5社 小学校でキャリア教育 大曲小学校で「はたらくくるま」イベント

運送会社5社が連携して7月19日、北広島市立大曲小学校の1年生とその父兄、地域住民を対象とした「はたらくクルマ」の体験イベントを開いた。
同市内に本社を構える丸吉ロジ(吉谷隆昭社長)、エフ・シー・ティー(岩倉哲夫社長)、東栄運送(早瀬寿昭社長)に加え、幸楽輸送(佐々木誠社長、札幌市清田区)、大壮運輸(豊島建蔵社長、江別市)が運営した。

キャリア教育の一環として、同校の参観日にあわせて開催、児童の父兄も多く参加した。当日は天候不順だったため、用意していたトラック・トレーラ・ショベルの運転席試乗や冷凍車での冷感体験、クレーン付きトラックでのUFO体験など「車にふれ合って楽しんでもらう」体験型イベントを中止し、ウイング車の荷台から、それぞれの車両の働きや特徴を見学してもらった。

丸吉ロジは、シート掛けが不要な「アコーディオン幌シャシー」のトレーラを持ち込み、輸送品質の向上や負担軽減につながることをヒーローショー形式で説明。大きな歓声があがるなど児童の心を掴み、イベント終了後もヒーロー役の授業員の周りに児童が寄り集まった。

吉谷社長は、児童や父兄に向けて「本日をきっかけとして、運送業界がどのように世の中の役に立っているのか理解してもらえれば嬉しい」と呼びかけた。

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