トラボックス「北海道交流会」8年ぶりに開催

トラボックス(皆川拓也社長、東京都渋谷区)は5月13日、札幌東急REIホテルで「トラボックス北海道交流会」を開催した。北海道では8年ぶりの開催となり、道内のみならず全国53の事業所から85人が参加した。北海道からは25事業所から40人が参加した。

参加した事業所の保有車両台数や得意なエリア・業務などを紹介した名簿を配布するとともに、全ての参加事業所がステージに登壇してPRを実施。「道内に事業所を開設したばかりで協力会社を探している」「荷物をかなり抱えているので共有したい」「傭車を探すために九州から乗り込んできた」「中部エリアで車両を随時募集している」など求車の要望を話す事業所もあれば、「平車の仕事なら任せてほしい」「チャーターでも小口混載でもなんでもやれる」「本州で荷物があれば」など求荷を呼びかける事業所もあり、名刺交換や情報交換と合わせて、リアルでの求車求荷のマッチングが活発に行われた。また、「本州で倉庫が必要な際は声掛け」「車両整備で困った際は対応できる」などとアピールする事業所もあった。

皆川社長は「2024年問題への対応が懸念されているが、物流が滞ると日本経済が滞る。本日参加いただいた皆様は日本経済を支えており、我々は運送向けサービスを提供することで物流を上手くまわし、日本経済に貢献したい。本日の交流会での多くの出会いが、一件でも新しい取引につながればと願っている。北海道内のみならず、道内と道外の事業者がつながる良い場にしたい」と述べた。

吉岡泰一郎会長は「(2015年に開催された)前回の交流会は30人余りの参加者だった。来年度以降も北海道での交流会の開催を続けていきたい。物流のネットワークの中で一番役に立つものにしたいと思っており、今後も皆様からのご意見をいただきたい」と挨拶した。

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