ShipMate 秋葉原で訪日観光客に向けた国際発送サービスの実証実験を実施

スムーズに国際発送を行える「ShipStation」などを開発するShipMate(芦澤望社長、札幌市中央区)は8月29日、「あずかりや秋葉原」(東京都千代田区)で約1か月間にわたり行っていた訪日観光客に向けた国際発送サービスの実証実験の結果を報告した。

「ShipStation」は、観光地・商業施設・空港・ホテルなどに設置可能なデバイスで、訪日外国人や在留外国人が日本国内で購入した商品を自国へ簡単に発送することができる。多言語対応、決済機能、禁制品チェックなどを備えており、国際発送に必要な書類作成から発送手続きまでをワンストップでサポートするもの。

実験期間中には「お菓子などの荷物をインドネシアへ送るのがとても簡単でスムーズだった」(インドネシアの利用客)、「秋葉原でチラシを見かけて利用してみた。スーツケースに入りきらなかったアニメフィギュアを2箱送ることができた」(イタリアの利用客)、「秋葉原で買ったものを送る方法を調べ、ShipStationを知った。手続きがとても簡単。日本のスナックをいくつかの箱にまとめてアメリカまで問題なく送ることができた」(アメリカの利用客)、「日本を旅行中に友人からShipStationを教えてもらった。現地で見つけたアニメグッズや土産を持ち帰りたかったが、スーツケースに入りきらず困っていた。自宅まで簡単・スムーズに送ることができ、荷物の追跡もでき、とても安心だった」(スイスの利用客)といった声があった。

同社では「初めて国際発送を利用する方も多く、操作の分かりやすさや多言語対応の重要性、また、梱包や発送の流れのなかで『もっとここが便利だったら…』というリアルな声も寄せられた」とし、「『国内発送のように国際発送を実現する』『日本での買い物を、誰でももっと自由に楽しめるようにしたい』との思いから、国際発送サービスを開発した。今回の実証実験成果を活かし、今後はさらに使いやすく、より多くの方に満足していただけるサービスへと進化させいく」としている。

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