ヤマト運輸、奥尻島でセールスドライバーによる客貨混載型の公共ライドシェア実証運行を開始

奥尻町とヤマト運輸は8月29日から12月末まで、ヤマト運輸の集配用ワゴン車両を活用した客貨混載型の公共ライドシェアの実証運行などを行う。
同島内のタクシーは1社、バスは1日9便と限られ、交通空白が顕在化しており、公共ライドシェア制度を活用し、持続可能な移動支援の仕組みづくりに取り組む。

ヤマト運輸の集配用ワゴンでセールスドライバーが日中の業務時間帯の空き時間を活用し、客貨混載で運行する。併せて、同町が管理する車両で町民ドライバーが副業・地域貢献として、主に夕方〜夜間帯の観光・生活移動に対応する。

これにより、移動ニーズ、運行スキーム、費用構造・運賃設計、町民ドライバーの参加形態・育成手法・資格要件などを検証する。

実証結果を踏まえ、来年度以降の本格運行(有償運行)に向けて、「運賃設定・報酬水準」「予約・配車の委託スキーム」「町民ドライバーの継続的な確保・育成策」を段階的に構築する。

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