退職自衛官の採用メリット紹介 「さまざまな職域で即戦力」北海道物流人倶楽部76回例会

北海道物流人倶楽部(斉藤博之代表幹事、北海道物流開発)は3月18日、札幌パークホテルで第76回例会を開催し、40人が参加した。

自衛隊札幌地方協力本部の栗田昌彦本部長が「退職自衛官の就職援護状況について」をテーマとして、退職自衛官の再就職支援の枠組みや、実際の就職状況などを説明。運輸局と連携した大型車の運転体験会&就職説明会や、民間企業と連携したインターンシップなどを積極的に行なっているとし、自衛官の再就職先として、トラック業界の割合が高いと話した。

「自衛官は大型車や特殊車両を運転する機会が多く、車に乗る仕事を希望する人材が一定数いる。輸送専門の職種もあり、彼らは実際に運転が上手だ」と述べたほか、「運転技能だけではなく、兵站、人事、教育、渉外、現場指揮、組織マネジメントなど多くの業務を経験し、判断力や企画力、指導力に優れた人材も多い。
また、任期制の若い退職人材でも、強い責任感、遵法精神、協調性、礼儀作法などが培われている」として、トラック会社の管理や営業、経営企画部門などバリエーションに富んだ職域としても即戦力になり得ると強調した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする