コープさっぽろ・サツドラHD 包括業務提携に向け協議開始 商流及び物流統合など検討

コープさっぽろ(大見英明理事長、札幌市西区)とのサツドラホールディングス(富山浩樹社長、同北区)は8月3日、包括業務提携に関する検討及び協議を開始することを決議し、サツドラホールディングスとの間で提携に関する検討及び協議を開始する旨の合意書を締結したと発表。

両者は、それぞれの独自性を尊重しつつ、双方が保有する知識・技術・経験・資源等を提供し合い、相互に協力して北海道経済の活性化及び双方のユーザー及び組合員をはじめとする道民の利便性向上に資する事業を開発し、この実現により両者の企業・事業価値向上を図ることを目的とし、今後、業務提携に向けた具体的な検討・協議を進めていく。

新たに設置する「サツドラ・コープさっぽろ業務提携検討会議」及び「部会」のもと、①取扱い品目の商流及び物流統合への取組み、②商品開発への取組み、③決済・ポイント等の各種サービスへの取組み、④システム開発への取組み、⑤関係会社の事業統合への取組み、⑥両者が所有する資産の有効活用への取組み、⑦地域的課題解決に向けたCSR活動等の連携、⑧上記以外の取組みーの具体的な内容について検討・協議を進めていく。
2019年12月末日までの業務提携契約の締結を目指すとしている。

コープさっぽろの2019年3月期の供給高は2815億8300万円、経常剰余金は35億3700万円、店舗数は、店舗事業108店、宅配事業33センター、11 デポ。
サツドラHDの2019年5月期の売上高は846億4900万円、経常利益は4億4800万円、店舗数は国内218店(ドラッグストア175店、インバウンドフォーマット29店、調剤薬局10店、北海道くらし百貨店4店)。

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