さっぽろエコドライブ活動セミナー アスアがエコドラ活動のポイントを解説

札幌市環境局は2月19日、札幌エルプラザで「さっぽろエコドライブ活動セミナー〜燃料節約・事故削減に向けて」を開催した。
エコドライブ・物流コンサルティングを展開するアスア(名古屋市中村区)の町田昭人氏が、エコドライブ活動を推進・継続していくためのポイントや実践事例を説明したほか、最新のエコドライブ支援機能やシステムについて情報提供を行った。

運送会社20社を対象として行ったエコドライブ活動の導入実験の効果について、「燃費は9%程度改善し、交通事故は約半分に減った」と説明。「燃費は運転内容のバロメーター。これを見える化し、従業員で共有化し、いつも見る習慣ができれば導入成功といえる」と話した。
従業員が毎日、燃費を記録し続けていくことが重要とし、「エコドライブ活動は『紙一枚』からはじめられる。組織内でしっかり記録することが習慣化すれば、楽しみながらコスト削減、事故防止につなげられる」と強調した。

エコドライブ活動の効果を生み出すには「ハード(車両、支援機器等)や情報」に加え、「モチベーションの発生と維持」が必要な要素であるとし、「モチベーションの要素が一番難しい。組織の中にエコドライブの楽しさや効果を発信し、士気を高める旗振り役がいることが重要となる」と話した。

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