コロナ対策マスク配布 中富良野町・北見市 日本郵便「タウンプラス」で

日本郵便は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う対応として3月5日、北海道の中富良野町と北見市を対象にマスクを配達すると発表。厚労省から委託を受けたもので、同日より数日間で両自治体の全戸の郵便受箱に配達を行う。マスクは1配達所につき1袋(7枚)。中富良野町は5019人、2198世帯、北見市は11万7806人、6万1638世帯(平成31年住民基本台帳)。

配達は、同社が提供するサービスの「タウンプラス」で行う。指定地域の配達可能な全ての箇所に荷物を届けるもの。

厚労省は3月1日の新型コロナウイルス感染症対策本部での総理指示を受け、国民生活安定緊急措置法第22条第1項に基づき、厚労相から一般家庭用マスクの製造販売事業者及び輸入事業者に売渡しを指示。売渡しを受けたマスクは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、地方自治体からの要望等も踏まえ、まずは、人口に占める患者数の割合が特に大きい地域として中富良野町、クラスター発生等による今後の潜在的患者数増加に留意が必要な地域として北見市に配布すると判断した。

マスクは、1世帯当たり約40枚程度の優先配布を行う予定だが、確保されている限られたマスクを、できるだけ多くの住民に配布する観点から、初回の配布は、各世帯に7枚入りのマスクを1パック配布することにした。残りの30枚程度のマスクは、確保次第、第2回以降の配布とする予定。

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