NEXCO東日本北海道支社 タイヤチェックを要請

NEXCO東日本北海道支社は12月1日、本格的な冬が到来する中で交通事故や車両火災を未然に防ぐため「タイヤチェック」をするようアナウンスした。

冬道を安全に走行するため、「ナットの締め方に緩みが無いか」「タイヤの状態が劣化していないか」などを確認するとともに、「交換したタイヤの空気圧の補充」をすることで、脱輪事故防止やタイヤバースト防止に努めてほしいと協力を呼びかけている。

併せて、トラックによるバーストからの火災事故の事例を紹介。9月25日に道央自動車道(札幌方面の下り線)で発生したケースでは、大型トラックのタイヤがバーストして出火し、5時間近く通行止めとなった。また、11月17日に道東自動車道(札幌方面の上り線)で発生したケースでは、大型トラックのタイヤがバーストして脱輪・出火し、占冠トンネルを抜けた先の待避所で車両が全焼した。

「トンネル内で車両火災が発生すると、大変危険な状況になる。トンネルは閉鎖空間のため、熱がこもり、煙が充満するなど、トンネル内の後続の車両にも大きな影響が及ぶ。また、高熱により壁面や構造物も影響を受け、通行止めだけではなく、復旧作業に長時間を要することもあり、道内の物流などにも大きな影響が生じる」と注意喚起している。

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