イオン北海道(青栁英樹社長、北海道白石区)は12月19日、令和5年度物流パートナーシップ優良事業者表彰において、「物流構造改革表彰」を受賞したと発表。
「着荷主」として物流を経営戦略化し、イオングローバルSCM、エアウォーター物流とともに物流戦略 的パートナー関係を構築した取り組みが評価されたとしている。
受賞対象の取り組みには、荷主である同社が物流を経営戦略と位置づけ、コストに関する情報を開示する「オープンブック方式」契約を業務委託先と締結し、物流コストを見える化する方式へ転換するなど、自社の重要課題として物流改善を進めたもの。 物流問題、物流コストを可視化し3社で一体となって改善を図った。
その結果、改善を進めやすく改善効果が享受しやすい体制へと変わり、問題認識、原因調査、解決策の検討・実行などをスムーズに行うことができるようになった。前年対比で運行車両、CO2排出量は約5%削減、最大荷待ち時間も1時間(前年より133%改善)するなどの効果が見られた。
同社では「行政や各企業と連携して物流問題の課題解決に向けて取り組み、北海道における物流の効率化を図っていく」としている。