ゼロスペック 能登半島地震被災地域に自動発注配送管理システム「GoNOW」1年間無償提供

ゼロスペック(多田満朗社長、札幌市中央区)は1月10日、令和6年能登半島地震に関連する災害支援として、同地震により被害を受けた地域に対し、自動発注配送管理システム「GoNOW」の1年間の無償提供を開始すると発表した。
「GoNOW」は、灯油タンクなどにスマートセンサーを取り付け、タンク内を遠隔でモニタリングし、タンクの灯油残量から自 動で配送計画を作成・指示するシステム。工事不要で、給油タンクの給油口蓋を取り外し、蓋を兼ねたセンサーに取り換えることで利用ができる。

提供対象は、能登半島地震の影響を受けた主要な地域の灯油配送業者及び自治体。

「道路の寸断や道路交通規制が行われ、暖房のエネルギー源である灯油配送に支障をきたしており、一部施設や住宅において灯油切れの懸念やリスクが生じている。通常配送が困難な状況において『GoNOW』を活用してもらうことで、配送業者が直面する灯油在庫切れや道路規制に伴う懸念を軽減でき、自治体においても住民の不安を和らげる手助けになれば」としている。

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