運送事業経営塾第6期スタート 「真の課題」解決に向けて

道内運送事業者ら有志による勉強会・運送事業経営塾(工藤英人塾生代表、工藤商事)は10月16日、札幌すみれホテルで第6期目一回目となる例会を開催した。全道各地から運送事業者とオブザーバーとなる各種専門家23人が参加した。
 

参加各社は、事前に宿題として考えてきた「真の課題」について発表し、真剣な議論や意見交換を行った。
「真の課題」として、「離職率の高さ」「従業員の高齢化」「管理職の教育・育成」「事業承継」「将来に向けた経営戦略の策定」「労働時間の長さ」「荷主との運賃・料金交渉」「繁閑差の解消」「社内でのコミュニケーションの活性化」「有給休暇の付与の方法」「現場に出ているため腰を据えて経営・管理に携われない」「北海道の物流についての研究」「企業間の連携のあり方」「外部に対する物流教育」など、様々なテーマが挙がった。

今後、各社が1年間を通じて、同塾での議論を生かした形で「真の課題」の解決に向けて取り組み、その進捗状況を共有していく。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする