小樽市は1月22日、「小樽港」が日本港湾協会の「ポート・オブ・ザ・イヤー2024」を受賞したと発表。東京都内で同日、表彰式が開催され、迫俊哉市長が受賞プレゼンと受賞者挨拶を行った。
同賞は、日本港湾協会の情報誌「港湾」の読者からの投票をもとに、各種の港湾活動や港に関する話題作りに優れ、「みなとの元気」を高めた港湾を日本港湾協会が選定し表彰するもの。2003年からスタートしており、道内では2018年の紋別港に次ぐ2港目の受賞となる。
「古くから物流の拠点として栄えてきた歴史ある港であるとともに、近年では世界中からクルーズ船が多く寄港。歴史的な景観を有する街並みと新しい港の風景が見事に融合し、風情ある港湾空間を形成」していることや、「小樽運河など観光拠点や市内中心にも近い第3埠頭で大型クルーズ船岸壁の供用」が始まったこと、「フェリーの小樽〜新潟航路が就航50周年という記念すべき年」であり、フェリー航路の玄関口として長年にわたり北海道と本州の物流・人流を支えてきた」ことなどが評価された。