NTT東日本北海道事業部(阿部隆北海道事業部長、札幌市中央区)は1月7日、労働力不足の解消並びにコロナ禍における非接触ニーズへの対応のため、入店から商品選択、決済までをスマートフォン等で完結する「スマートストア」店舗を2021年12月20日社内のNTT大通14丁目ビルに開設したと発表した。
労働力不足が顕在化している今日、小売・卸売業においても、人手の確保は切実な課題となっている。また、新型コロナウイルス感染症の感染防止に向け、消費者と従業員が非接触で購買できるスタイルが求められている。NTT東日本では、このような社会課題や環境の変化を踏まえ、無人でも運営可能なスマートストアを展開しており、今回、同社札幌市内ビルの売店をスマートストアとしてリニューアルした。
アプリ決済によりレジ稼働を削減、低コストでの店舗運営を可能とし、非接触の購買とスタッフ稼働の省力化を図った。
また、アプリ購入データやAIを活用した需要予測に基づき、適正な商品仕入れが可能となり、機会ロス、廃棄ロスの削減につなげる。
このほか、アプリによる利用者属性にあわせた新商品情報の通知等、来店機会の創出を実現させ、地域と連携した店舗運営を今後検討する。
同社社員以外も、当ビル来訪時に利用可能。 なお、スマートストアを利用する際は、スマートストアアプリをスマートフォンへインストールする必要がある。