プラス(今泉忠久社長、東京都港区)の社内カンパニーで、文具・オフィス家具および各種サービスの卸販売事業を展開するジョインテックスカンパニー(北川一也カンパニープレジデント・取締役)は12月15日、物流拠点「ジョインテックス東北センター」を宮城県岩沼市に再開発される「プロロジスパーク岩沼1」内に再建し、2022年8月より稼働を開始すると発表した。
プラスロジスティクスが運営する。
新施設は、鉄骨造・地上2階建てで総床面積1万2153㎡。取扱品目は、一般文具・OA関連用品・日用雑貨・食品・RTA家具など。取扱点数は約3万7800アイテム。年間出荷金額は約59億円で、投資額は約3.2億円。人員は100人を予定している。
「ジョインテックス東北センター」は、2013年8月に開設し、北海道と東北6県(青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県)の利用者への文具・オフィス生活用品・オフィス家具の配送業務を担ってきた。
しかし、2020年4月に入居施設の別棟にて発生した火災の延焼により焼失し、以降は、出荷元を東日本センター(埼玉)へと切り替えて、対象エリアへの配送を継続する一方、サービスレベルの回復を急務と捉え、センター再建を検討してきた。
センター稼働により、配送時間は従来通りに復旧し、東北エリアの利用者向けの翌日配送分の締め時間を最大5時間延長、また、北海道一部地域(札幌・函館を含む道南エリア)では翌日配送が可能になる。
ジョインテックスでは、「この度のセンター再建を機に、高い安全性を確保するとともに、物流作業・搬出入の高効率オペレーションの実現を図り、北海道・東北地方のお客様へのさらなるサービス向上と営業活動強化を図っていく」としている。