鈴木商会 EZOTEC設立 ドローンによる適正在庫管理・AIによる自動運転など視野

資源リサイクル・廃棄物処理などを手がける鈴木商会(駒谷僚社長、札幌市中央区)は1月31日、100%子会社としてシステム開発会社EZOTEC(後藤宏行社長、同)を2019年12月27日に設立したと発表。
鈴木商会では、持続可能な開発目標(SDGs)において「2030年までにITやAIの活用などにより、資源利用効率の向上とクリーン技術及び安全・安心な環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善を進め、持続可能性を向上させる」ことを宣言、この取り組みの一環としてEZOTECを設立した。

EZOTEC では、これまで「3K」と言われていた業務を、AI・5Gを利用した高度なIoT・ロボット技術等最新のテクノロジーにより一新することを目指す。
北海道の資源リサイクル企業による「IoT・AI を基軸としたシステム開発会社」の親切は初めて。

EZOTECの今後の検証事業例として、①ドローン活用(ドローンの活用により工程が複雑で作業負荷の大きい計測作業を軽減し、短時間の計測と在庫量の適正管理を行い、作業の効率化を図る)、②ロボット活用(現在手作業でおこなう各種資源の選別作業を無人化し、人手不足や危険リスク作業の軽減を狙う)、③AI・センサー技術活用(熟練技術を要し危険リスクを伴う重機の運転を、AI・センサー技術導入による自動運転によって実現し、作業の省力・平易化を目指す)などを挙げている。

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