北海道銀行「2020年度北海道経済の展望」

北海道銀行は12月4日、「2020年度北海道経済の展望」を発表した。
2019年度の道内経済は、災害復旧関連に伴う公共投資による下支えに加えて、増勢が強まる設備投資、緩やかに持ち直す個人消費などを背景に、持ち直しテンポが高まると予想。
2020 年度は、公的需要による下支えに加えて、旺盛な設備投資、観光消費の増加が続き、道内景気は持ち直しテンポが減速するものの、緩やかな持ち直し基調が持続する見通しとしている。
実質道内経済成長率は19 年度が0.7%、20年度が0.3%と予測。

2020年度の道内経済環境との関係では、「民間設備・市街地再開発事業関連の投資増加」「公共投資の増加」「農業・水産業の産出額増加」が貨物輸送の純正産に押し上げ影響を与えると予測。
道内純生産(要素費用)の見通しでは、運輸・郵便業は2019年度は1兆510億9000万円で前年度比1.8%の伸び、2020年度は1兆616億100万円で同1.0%の伸びと予測。

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