ANAグループなど「旭川―名古屋(中部)」線の直行便を活用 中部圏域に配送・販売

ANAあきんど(原雄三社長、東京都中央区)、ANA Cargo(脇谷謙一社長、同港区)、AgriInnovationDesign(脇坂真吏社長、同中央区)、マルスフードショップ(梶浦潮社長、愛知県常滑市)は7月17日、同21日より期間運航を開始するANA「旭川ー名古屋(中部)」線を活用して、北海道東神楽町産の果物・野菜を中部圏域の消費者に安心・安全に届けると発表した。
北海道・愛知県双方の地域事業者とANAグループ各社の連携によりスピード輸送を実現するとしている。

販売するのは、愛知県内のマルスフードショップ9店舗(マルスフードショップ本店、同東ヶ丘店、同知立団地店、同半田乙川店、同太田川店、同西尾店、同常滑駅前店、同安城アンフォーレ店、同美浜奥田店)。

運航開始初日には、中部圏域内の市場では出回ることの少ない「東神楽の種と実セレクト」に認定されているイチゴ夏瑞(なつみずき)や、ブルーベリー、ピーマンや厳冬を越え甘味が増したじゃがいも(きたあかり)を届ける。8月には昨年度のトライアル輸送/販売で好評だった東神楽町産とうもろこしを届ける予定。

AgriInnovationDesignが、東神楽町から新鮮果物・野菜を旭川空港へ運搬。旭川空港~名古屋(中部)空港への運搬をANAとANA Cargoが担当(ANA326便・旭川11:25発→名古屋(中部)13:20着)。名古屋(中部)空港から店舗までの配送をマルスフードショップが行い、夕方に愛知県内の各店舗に届く。当日の朝に北海道から荷出しされた新鮮な果物・野菜が、夕方には各店舗で販売される。

ANAグループでは「今後も地域のみなさまと連携のもと、鮮度が重要な果物・野菜を栽培している生産者を応援し、地域の魅力を発信するなど、地域活性化につながる様々な取り組みを実施していく」としている。

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