萠運輸 カシューナッツ事業 アイス製造へ 「苫小牧を代表する商品開発」意気込む

カンボジアで農園を開発し、カシューナッツの生産・販売事業を進めている萠運輸(近澤洋太社長、苫小牧市)は、苫小牧市の実証事業「苫小牧イノベーションマッチング」の支援により、カシューナッツの新商品を作る。
苫小牧総合経済高校マーケティング部の協力により商品を開発、札幌市西区のアイスタッシュに委託してカシューナッツを使用した特製「アイスキャンディー」を製造する。

開発したアイスは、クーベルチュールカカオ65%使用、ビターな風味が特徴のチョコレートアイスの中に大きいカシューナッツがまるごと1個入り、下部には北海道天塩町「宇野牧場」の牛乳を使用したバニラミルクアイス。一番下にクラッシュカシューナッツがたっぷり入っているもの。

同社では、このプロジェクトを進めるにあたり、クラウドファンディングで支援金を募っている。募集期間は2月19日まで、100人限定で50万円を目標としている。
クラウドファンディングで集まった支援金は、返礼品アイスキャンディーの制作費(原材料費・制作費・パッケージ代)、配送費(冷凍配送)今後のアイスキャンディー開発費などに充てる。

同社が開発を進めてきた農園のカシューナッツは2月に初収穫予定。同月に「カシューナッツ初収穫 カシューアップルを食べよう」と題した現地農場の視察ツアーも実施する。
「栽培されたカシューナッツを使い地元苫小牧を盛り上げられないかと思い、苫小牧の名物になるようなものを開発する事を決意し、プロジェクトを立ち上げた。苫小牧を代表するような商品開発をしたいと考えている」としている。

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