無印良品を展開する良品計画(松﨑曉社長、東京都豊島区)は6月23日、茅部郡森町(岡嶋康輔町長)と、地域社会の発展と地域活性化の推進を目指し、「北海道森町と良品計画との連携に関する協定」を締結したと発表した。
森町と同社は、2017年4月にオープンした「無印良品シエスタハコダテ(北海道函館市)」をきっかけに、道南で生育している「道南杉」を店内環境に活用したことからつながりが生まれ、「木育」の活動を通したワークショップや植樹ツアーなど、様々なイベントを共同で実施したほか、「無印良品シエスタハコダテ」店内で開催する期間限定のマーケットに、森町の企業が出店することで協業してきた。
同社では、森町が抱える地域課題にともに向き合い、地域社会の発展と地域活性化の推進に寄与していきたいと考え、今回の協定を通して、多様な分野で連携・協働し、同町内地域のより一層の活性化及び町民サービスの向上を図り、持続可能な地域社会の実現を目指す
まずは、地域活性化に向けた具体的な取り組みのひとつとして、中山間地域に向けて移動販売車を活用した出張販売を予定している。