倉青協 第150回全体会 札幌で開催

倉庫青年経営者協議会(野口英徳会長、野口倉庫)は10月24日、京王プラザホテル札幌で第150回全体会を開催し、各委員会(運営・広報・企業交流・組織)の活動状況と今後の予定のほか、新入会員や会員の役職変更などを報告。新入会員として、森一彦(森吉物流倉庫)、津坂章仁(日本重機産業)の両氏が報告された。

野口会長は10月に日本に上陸し、関東、甲信越、東北などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした台風19号について言及し、「倉庫事業者は天災と向き合わなければならず、防御策を考える必要がある。震災や台風など不可抗力である天災による被害に対し、保管商品の弁済を求められるなど厳しい要求をされることもある。また、天災時に厳しい条件での入出庫が求められるケースもある。理不尽な要求には一致団結して対応していこう。天災時の対応で、社員に被害を出してはならない」と挨拶を述べた。
全体会に先立ち開かれた常任幹事会と分科会についてもふれ、「天災への対応や相続問題など、多くの会員の危機感は共有されている。倉青協はメンバー同士が何でも教え合える組織。私もトランクルーム事業を始める際、無償で多くを教わった。会員同士で仲良くなり、悩みを相談し、事業に活かしてほしい」と述べた。

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