北海道労働局は6月28日、令和3年度の「過労死等の労災補償状況」を公表した。
「脳・心臓疾患に関する事案」の労災補償状況では、請求件数は27件で前年度に比べ1件(3.6%)減少。支給決定件数は7件で同じく4件(36.4%)減少。
業種別では、 請求件数は「建設業」が5件と最も多く、「運輸業・郵便業」は3件。支給決定件数は「運輸業・郵便業」が2件と最も多かった。
職種別では、 請求件数は「専門的・技術的職業従事者」が6件と最も多く、「輸送・機械運転従事者」が5件とこれに次いだ。支給決定件数では「輸送・機械運転従事者」は1 件だった。
「精神障害に関する事案」の労災補償状況では、請求件数は95件で同じく27件(39.7%)増加。支給決定件数は38件で同じく7件(22.6%)増加。業種別では、「運輸業・郵便業」は11件だった。